今日は千葉県館山市にある沖ノ島にて、ファンダイブを実施しました。私たちが訪れたのは、人気のダイビングスポット「沖ノ島沈船」（水雷艇）と「沖ノ島黒根」です。このエリアは、千葉県内でも特に豊かな海中生態系が広がっており、多種多様な海の生き物が集まることで知られています。

沖ノ島沈船（水雷艇）での出会い

まず、「沖ノ島沈船」に潜った瞬間から、豊かな魚群が目の前に広がりました。この沈船は、古い日本海軍の水雷艇が沈んでできたポイントであり、ダイバーに人気のスポットです。沈船周辺には、イサキや真鯛の子供たちが群れを成して泳いでいました。イサキの群れが辺りを覆うように泳ぐ姿は、まるで自然のカーテンのようで、その神秘的な光景に心を奪われました。

特にイサキの大群は、彼らが周囲を泳ぎ回ることで沈船の周辺に生命感を与え、ダイビングの魅力を一層引き立てていました。また、真鯛の子供たちも姿を現し、ダイバーにとって忘れられない一瞬となりました。

沖ノ島沈船の水温・透明度

• 水温：24.5℃
• 透明度：10ｍ

水温は24.5℃と快適で、水中の透明度も10mと良好でした。沈船の細部までがくっきりと見え、魚たちが泳ぐ様子も鮮明に観察できました。この沈船スポットは、海中の様々な生命が織り成す壮大な景観を楽しめるため、特に経験豊富なダイバーにはおすすめです。

沖ノ島黒根での出会い

続いて「沖ノ島黒根」に移動しました。ここでも、驚くべき生態系が広がっていました。黒根は、沖ノ島の海中環境の多様性を感じさせてくれる場所であり、特にミツボシクロスズメダイとアカオビハナダイが大量に見られることで知られています。

ミツボシクロスズメダイは、小さな体で黒い点が三つあるのが特徴で、群れを成して泳ぐ姿がとても可愛らしいです。また、アカオビハナダイもその名前の通り、赤い帯状の模様が美しい魚で、数えきれないほどの数が泳いでいました。群れで泳ぎながら、まるで空中を舞う花のように海中を彩っていました。

さらに、ニシキフウライウオにも出会うことができました。このユニークな姿の魚は、流れるような体の動きと派手な模様が特徴で、ダイバーにとって特別な出会いとなります。海藻の間に隠れていることが多いニシキフウライウオですが、今日はその姿をしっかりと観察することができました。

沖ノ島黒根の水温・透明度

• 水温：24.6℃
• 透明度：3ｍ

黒根では、少し透明度が低めの3mとなりましたが、浅い場所でのダイビングには問題ありませんでした。この環境でも、豊富な魚影と美しい景観が広がっており、特に初心者の方でも楽しめるポイントです。沖ノ島の黒根では、季節に応じた多種多様な魚たちが見られるため、何度訪れても新たな発見があります。

沖ノ島ダイビングの魅力

沖ノ島は、その豊かな海中生態系と美しい風景により、多くのダイバーに愛される場所です。イサキや真鯛、ミツボシクロスズメダイ、アカオビハナダイ、ニシキフウライウオといった様々な海の生き物と出会えることで、初心者から上級者まで楽しむことができます。

特に沖ノ島の沈船と黒根は、全く異なる魅力を持っており、どちらも一度は訪れる価値があるスポットです。沈船では、沈む歴史を感じながら大群の魚たちと共に泳ぐ体験ができ、黒根ではカラフルな魚たちが生息する生態系の豊かさを楽しめます。

沖ノ島でのダイビングは、ただのレジャーに留まらず、自然との共存や海洋環境保護の大切さを感じるきっかけともなります。沖ノ島ダイビングサービスMarine Snowでは、皆さまに安全で充実したダイビング体験を提供しておりますので、ぜひ一度沖ノ島の美しい海を体感してみてください。

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＊　2024/10/31　おかぴー店長の気まぐれ日記　＊
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